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新事業進出・ものづくり商業サービス補助金 第1回はいつから?3枠と10月30日締切を確認

新製品、新市場、海外展開の3つの投資ルートと申請準備を表すイメージ

まず、自社に関係があるか

この記事を読んでほしい会社:新製品・新サービス、新しい顧客市場、海外販路のために設備投資を考え、第1回公募の3枠から自社に近い枠を確認したい中小企業

一方、この記事を優先しなくてよい会社:既存製品の作り方を少し改善するだけの投資や、補助金があるという理由だけで設備購入を急いでいる会社

30秒で分かる結論

  • まず、新事業進出・ものづくり商業サービス補助金 第1回は、2026年9月30日に申請受付を開始し、10月30日18時に締め切る日程へ変更されました。
  • 次に、入口は「革新的新製品・サービス」「新事業進出」「グローバル」の3枠です。また、設備名ではなく、誰へどんな新しい価値を届ける投資かで選びます。
  • 最後に、採択だけを目標にせず、賃上げ、資金、交付決定前の契約禁止、取得財産の使い方と処分制限まで確認してください。

経営者が今日やること

  1. 新しく届ける製品・サービスと顧客を一文で書く
  2. 3枠のうち近い枠を選び、必須経費と対象外の可能性を確認する
  3. 賃上げ、資金、契約時期、未達・不採択時の方針を担当者と表にする

詳しい目次を開く
  1. 新事業進出・ものづくり商業サービス補助金 第1回はいつから?
  2. よくある勘違い|設備を買うだけでは対象にならない
  3. 3つの枠の違い|新製品・新市場・海外展開を分ける
  4. 10月30日までの具体的な確認順序
  5. 申請前の最終確認と公式出典

経営者の疑問新事業進出・ものづくり商業サービス補助金 第1回はいつから申請でき、自社は3枠のどれを検討すればよいですか?

新事業進出・ものづくり商業サービス補助金 第1回はいつから?

まず、申請受付は2026年9月30日、応募締切は10月30日18時です。なお、中小企業基盤整備機構は7月17日、変更前の「8月31日受付開始、9月30日締切」から1か月後ろへ変更したと発表しました。

一方、公募そのものは6月29日に始まっています。ただし、電子申請を送れる期間と、公募要領を読みながら準備できる期間は同じではありません。そのため、9月30日まで何もしないのではなく、今のうちに投資目的、枠、賃上げ、資金、必要書類を確認します。

公式日程 日付 経営者の確認
公募開始 2026年6月29日 最新の公募要領と様式を読む
申請受付開始 2026年9月30日 電子申請前の社内確認を終える
応募締切 2026年10月30日18時 修正時間を残した社内締切を別に決める
採択発表予定 2027年1月 採択前提にせず、資金と投資時期を考える

そのため、この章のポイント:「10月30日まで時間がある」ではなく、受付開始までに判断材料をそろえ、受付開始後は入力と最終確認へ進める状態を目指します。

よくある勘違い|設備を買うだけでは対象にならない

勘違い1:新しい機械を導入すれば、どの枠でも申請できる

たとえば、革新的新製品・サービス枠は、新製品・新サービスの開発を伴う取組が対象です。ただし、公式説明では、単に機械やシステムを導入するだけの取組や、既存製品の作り方を改善するだけの取組は対象外とされています。

勘違い2:「新事業」は世の中で初めての事業でなければならない

一方、新事業進出枠の新規性は、申請する会社にとって新しいかで確認します。ただし、過去に行っていた製品・サービスを再開するだけでは、新たな製品等とは扱われないと公式説明にあります。さらに、新しい顧客市場も、既存顧客と何が違うかを整理してください。

勘違い3:採択されれば、計画未達や設備の使い方は問題にならない

また、公式公募要領は、賃上げ目標の未達時に返還義務が生じる場合や、補助金で取得した財産の使用・譲渡・廃棄などに制限があると案内しています。つまり、補助金額だけでなく、事業計画を続けられるかと、設備を使わなくなった場合の手続きまで見る必要があります。

したがって、この章のポイント:「設備が新しい」ではなく、「自社が誰へどんな新しい価値を届けるか」「計画を3〜5年続けられるか」を先に確認します。

3つの枠の違い|新製品・新市場・海外展開を分ける

枠 中心となる目的 最初に確認する質問 必須となる経費の入口
革新的新製品・サービス枠 顧客へ新しい価値を出す製品・サービスの開発 既存品の改善だけでなく、新製品・新サービスを開発するか 機械装置・システム構築費
新事業進出枠 自社にとって新しい製品・サービスと新しい顧客市場への進出 製品と顧客市場の両方が、自社の既存事業とどう違うか 機械装置・システム構築費または建物費
グローバル枠 新しい海外市場へ輸出するための国内体制強化 取引先任せではなく、自社が海外販路を開拓する計画か 機械装置・システム構築費または建物費

まず、3枠に共通して、補助事業終了後3〜5年の事業計画が必要です。具体的には、公式値(2026年7月19日確認)は、付加価値額の年平均成長率4.0%以上、一人当たり給与支給総額の年平均成長率3.5%以上、事業場内最低賃金を地域別最低賃金より30円以上高い水準とすることです。さらに、職場環境や、資金提供を受ける場合の金融機関確認などの要件があります。

そのため、数値だけを申請書に置くのではなく、売上、費用、人員、給与、資金繰りへ落として実行できるかを見ます。なお、要件の判定は最新の公募要領と自社の事実で確認してください。

つまり、この章のポイント:枠は補助上限額から選びません。そこで、「新製品」「新しい顧客市場」「自社主導の海外市場」のどれが投資目的かで入口を分けます。

10月30日までの具体的な確認順序

  1. まず、投資目的を一文にする:誰へ、どんな新しい製品・サービスを届け、何を変える投資かを書きます。
  2. 次に、既存事業との差を示す:現在の製品、顧客、地域、提供方法と、新しい計画を並べます。
  3. また、3枠を比べる:目的、対象事業、必須経費、対象外の例を最新の公募要領で確認します。
  4. そのうえで、事業計画を数字へ落とす:3〜5年の付加価値、給与、最低賃金、人員、売上、費用を担当者と確認します。
  5. さらに、資金を確認する:補助対象外経費、支払時期、金融機関からの資金提供、採択されなかった場合を分けます。
  6. ただし、契約時期は止めて確認する:交付決定前の契約・発注は補助対象にならないため、事務局資料で実行可能な時期を確認します。
  7. 最後に、社内締切を決める:10月30日18時より前に、入力、根拠資料、経営者確認、修正を終える日を決めます。

そこで、この章のポイント:設備選定から始めず、「目的、既存との差、枠、計画、資金、契約時期、提出」の順で進めます。

申請前の最終確認と公式出典

検討を進めやすい会社

  • 新しい製品・サービスや顧客市場を、既存事業との差で説明できる。
  • 設備が事業目的に必要で、補助金がなくても投資の必要性を検討している。
  • 3〜5年の付加価値、賃上げ、最低賃金の計画を現実の数字へ落とせる。
  • 支払時期、資金調達、不採択、目標未達、設備の処分まで経営判断できる。

急いで申請しないほうがよい会社

  • 欲しい設備は決まっているが、新しい価値や顧客を説明できない。
  • 既存事業の生産方法を少し改善するだけなのに、革新的新製品・サービス枠を選んでいる。
  • 賃上げ目標や返還の可能性を見ず、採択後の資金を決めていない。
  • 交付決定前に契約・発注してよいと思い、供給者と日程を進めている。

実用物:第1回の申請前確認表

確認欄 確認する事実 完了条件
□ 目的 新しい製品・サービス、顧客、地域、価値 経営者が一文で説明できる
□ 差分 既存事業と新計画の違い 製品と顧客を並べた表がある
□ 枠 3枠の目的、対象事業、必須経費 最新公募要領の根拠箇所を記録した
□ 計画 付加価値、給与、最低賃金、人員、売上、費用 3〜5年の根拠と責任者を確認した
□ 資金 支払、対象外経費、借入、不採択時の方針 補助金入金前の資金繰りを確認した
□ 必要性 補助金がなくても必要な投資か 実施・縮小・延期の条件を決めた
□ 契約 契約、発注、納品、支払の予定日 交付決定前に進めない項目を分けた
□ 出口 目標未達、用途変更、譲渡、廃棄 連絡先と返還・処分リスクを確認した
□ 提出 入力、資料、経営者確認、修正 公式締切前の社内締切を決めた

期限・資金・必要性・出口とリスクの5軸

軸 経営者が確認すること
現在地 目的、差分、枠、事業計画、見積、社内承認のどこまで終わったか
期限 9月30日受付開始、10月30日18時締切から社内作業を逆算できるか
資金 対象外経費、支払い、金融機関確認、不採択時の資金を用意できるか
必要性 補助金ではなく、事業上の課題と顧客価値から必要性を説明できるか
出口とリスク 目標未達、返還、遅延、用途変更、譲渡・廃棄へどう対応するか

顧問税理士への質問テンプレート

「当社は、新事業進出・ものづくり商業サービス補助金 第1回の○○枠で、○○製品・サービスのために○○設備等への投資を検討しています。見積、契約・発注・支払・取得予定、資金調達、事業計画は別紙のとおりです。補助金の会計・税務上の処理時期、固定資産と費用の区分、消費税、圧縮記帳を検討する場合の条件、保存する証拠書類を確認してください。補助対象や審査として事務局へ確認すべき項目は分けてください。」

まず、補助対象、枠、申請操作は補助金事務局、会計・税務処理は顧問税理士、融資と資金提供は金融機関、設備仕様と納期は供給者へ分けて確認します。また、質問日、回答者、根拠資料を記録してください。

正式制度・公式出典

正式制度:新事業進出・ものづくり商業サービス補助金(第1回公募)

最後に、この章のポイント:第三者のまとめだけで枠や対象を決めず、公式サイトの最新公募要領、更新日、FAQを確認します。


制度基準日・最終確認日:2026-07-19

なお、本記事は一般的な制度情報と確認手順を示すもので、補助対象、採択、補助金額、賃上げ計画、返還、会計・税務上の取扱いを判断・保証するものではありません。最新の公募要領と自社の事実を、補助金事務局、顧問税理士、金融機関、設備・システムの供給者その他の専門窓口へ確認してください。また、問い合わせの送信だけで個別税務相談の受任、契約、補助金申請の代理は成立しません。

この記事の情報確認について

最終更新日: 2026年8月8日。 税制・期限・適用要件は変更されることがあります。実行前に最新の公式情報と、自社の事実関係を確認できる税理士等へご確認ください。 編集方針を見る